うわの空日記

できれば毎朝起きたくない

水の匂い

洗濯物をほしたあとの水の匂いがたまらなく好きなんだけれども、これは一体なんの匂いなんだろう。

洗剤とか柔軟剤の匂いじゃなくて、ただ水の匂い、としか言いようのないあれ。水道水をコップに汲んでもあまり感じない。

 

好きな匂いとはいえ、かわいい女の子からでもかっこいい男の子からでも、まあとにかく人間から漂ってきても特に好ましくは思わないだろうな、という類の匂い。結局ほしたばかりの洗濯物がいちばん似合う。じゃあこれは、この時だけのささやかなご褒美なのかもしれない。そんなことを考えながら、ひととおり家事を終えた夜の部屋に横たわって、雨の予報に備えて部屋干しした洗濯物の匂いを嗅いでいる。